ロボットのオンサイト保守

目次

ロボットのオンサイト保守は、現地での迅速な修理やメンテナンスにより、業務の停止を防ぐサービスです。オンサイト保守の特徴やセンドバック保守との違い、オンサイト保守を提供している企業について解説します。

ロボットのオンサイト保守の定義と重要性

ロボットのオンサイト保守は、製品の保守サービスの一種で、現地で技術者が直接ロボットの修理やメンテナンスを行うサービスです。オンサイト保守では、依頼を受けた技術者が依頼者のもとに出向き、不具合の診断、修理、部品交換、定期点検などを行います。この保守形態は、ロボットの設置場所に機器を移動させることなくメンテナンスが行える点が特徴です。

ロボットのオンサイト保守とセンドバック保守の違い

センドバック保守とは、故障したロボットをメーカーや修理業者に送付し、修理が完了した後、返却してもらう方式です。そのため、コストを抑えたい、あるいは使用頻度が少ない機器に向いています。

一方、オンサイト保守は、ダウンタイムを最小限に抑えたい場合や緊急対応が必要なケースに適した保守サービスです。製造業やサービス業など、ロボットが業務の中核を担っている場合は、迅速な対応が求められます。

ロボットのオンサイト保守に対応している会社一覧

グリットアーツ

日本全国でのオンサイト対応が可能で、関東圏では4時間以内に対応できる体制を整えています。

保守内容には、修理、点検、コールセンターの運営、トラブルシューティングなどが含まれ、24時間365日の対応を行っています。Pudu RoboticsやARAVなど、複数のロボットメーカーとのパートナーシップにより、柔軟な対応が可能です。

営業時間(受付時間) 月曜~金曜 9:00~18:00
電話番号 048-229-3673
対応エリア 日本全国
認定運用保守パートナーになっている企業
  • Pudu Robotics社(PUDU)
  • IDRIVERPLUS社(VIGGO)
  • ARAV株式会社
  • BIB Robotics Japan株式会社
対応内容 専用コールセンター、サポートマニュアル、LINEによるトラブルシューティング
公式URL https://gritarts.co.jp/

グリットアーツの
ロボット保守について詳しくみる

JBサービス

全国に40以上のサービス拠点を持ち、マルチベンダー対応で多様なロボットに対するメンテナンスを行います。

24時間365日対応の障害受付を設け、オンサイト保守を含めたワンストップサービスを提供。サービスロボットの導入から設置、定期点検、障害発生時の対応までを手掛け、清掃ロボットや配膳ロボットの分野で強みを発揮しています。

2024年10月時点 参照元:JBサービス(https://www.jbsvc.co.jp/products/non-it/multi/aftersvc/hivalue.html)
営業時間(受付時間) 記載なし
電話番号 公式サイトのお問い合わせフォームより問い合わせください。
対応エリア 日本全国
認定運用保守パートナーになっている企業
  • LGエレクトロニクス社
  • Pudu Robotics社
対応内容 マルチベンダー対応、24時間365日障害受付
公式URL https://www.jbsvc.co.jp/

JBサービスの
ロボット保守について詳しくみる

NECフィールディング

企業向けにロボットの販売・レンタル、設置、セットアップ、消耗品販売を提供し、故障時のオンサイト保守やセンドバック保守など、ニーズに応じた保守サービスを実施しています。

必要なパーツを迅速に供給するロジスティクスサービスも備え、ダウンタイムを最小限に抑えるための柔軟な対応が可能です。ITインフラを基盤とした技術で、ロボットの運用をサポートします。

営業時間(受付時間) 月曜~金曜 9:00~17:00
電話番号 公式サイトのお問い合わせフォームより問い合わせください。
対応エリア 日本全国
認定運用保守パートナーになっている企業 公式サイトに情報の掲載は確認できませんでした。
対応内容 設置サービス、セットアップサービス、コンタクトセンター、パーツ管理
公式URL https://www.fielding.co.jp/

NECフィールディングの
ロボット保守について詳しくみる

バディネット

全国198箇所の拠点から24時間対応でオンサイト保守を行い、配膳ロボットや清掃ロボットの分野で多くの実績があります。

ITリテラシーを持つ技術者を揃え、スケジュール管理や対応履歴の一元管理により、高い品質のサービスを提供しています。コールセンター業務も自社で運営しており、障害発生時には迅速な対応が可能です。

2024年10月時点 参照元:バディネット(https://www.buddynet.jp/reason/system/)
営業時間(受付時間) 月曜~金曜 10:00~19:00
電話番号 03-3669-0004
対応エリア 日本全国
認定運用保守パートナーになっている企業 公式サイトに情報の掲載は確認できませんでした。
対応内容 定期メンテナンス、障害対応、コールセンター対応
公式URL https://www.buddynet.jp/

バディネットの
ロボット保守について詳しくみる

日立システムズフィールドサービス

全国約300の拠点を活用し、24時間365日対応でロボットシステムの保守サービスを提供しています。長年にわたって培った技術力をもとに、複雑化するロボットシステムに対して信頼性の高いサポートを行い、障害発生時には迅速な復旧を実現。

ロボットの導入から運用、トラブル対応までを一貫してサポートし、企業のニーズに応じた柔軟な対応が可能です。

2024年10月時点 参照元:日立システムズフィールドサービス(https://www.hitachi-systems-fs.co.jp/)
営業時間(受付時間) 月曜~金曜 9:00~17:00
電話番号 0120-152-750
対応エリア 日本全国
認定運用保守パートナーになっている企業 住友商事マシネックス株式会社(Doosan Collaborative Robots)
対応内容 障受付および一次切り分け対応、オンサイト対応(エンジニア駆け付け、技術問診)、故障機器のベンダー対応代行、機器交換および調整作業、動作確認および設定回復作業
公式URL https://www.hitachi-systems-fs.co.jp/

日立システムズ
フィールドサービスの
ロボット保守について詳しくみる

なお、当サイトではサービスロボットの用途別におすすめの保守会社を紹介しています。ぜひ併せて保守会社選びの参考にしてください。

用途別に選ぶ
ロボット保守会社3選をみる

ロボットの用途別に選ぶ
おすすめ保守会社3選
業務用清掃ロボット
なら
グリットアーツ
グリットアーツ公式HP
引用元:グリットアーツ公式HP
(https://gritarts.co.jp/solution/maintenance/robot)
おすすめする理由
  • 複数の清掃ロボットメーカーから認定された唯一の保守パートナー(※)として高度なスキルと知識を有し、現場での修理も的確に対応可能
  • 24時間365日現場駆けつけ可能な体制により、夜間・休日の稼働が多い清掃ロボットの保守も迅速に対応
案内・広告ロボット
なら
JBサービス
JBサービス公式HP
引用元:JBサービス公式HP
(https://www.jbsvc.co.jp/products/non-it/service_robot/maintenance.html)
おすすめする理由
  • 案内・広告ロボットで起きやすいソフトウエアのバグなどシステム側の不具合を、経験豊富な現役エンジニアが揃うコールセンターが受付け迅速な解決に導く
  • 顧客との対話の回答精度や反応速度を維持する定期点検によって、利用者との円滑なコミュニケーションをサポートできる
配膳ロボット
なら
DFA Robotics
DFA Robotics公式HP
引用元:DFA Robotics公式HP
(https://dfarobotics.com/)
おすすめする理由
  • 3,500台以上(※2)もの配膳ロボット導入実績をもとに店舗の環境やレイアウトを詳しく調査し、お客様やスタッフと接触しないよう調整
  • 訪問修理・部品交換だけでなく、オペレーションの効果まで分析。 店舗の経営改善までサポートできる

※2024年8月8日にGoogle検索で「ロボット保守」と検索した際に表示されるサービスロボット保守会社の中で、唯一。BIB Robotics Japan社のスマート清掃ロボット「J40」及びIDRIVERPLUS社の無人運転清掃ロボット「VIGGO」の認定運用パートナーとして保守サービスを提供。
※2:参照元:DFA Robotics公式HP(https://dfarobotics.com/topics/xsp--g9xq/)、2021年11月~2024年9月時点

ロボットの用途別に選ぶ
おすすめ保守会社3選